糖鎖ーグリカン

私たちの身体を構成するひとつひとつの細胞の表面を拡大すると、“アンテナ”のようなものが無数に飛び出しているのをご存知ですか?
このアンテナ状のものは“糖鎖”と呼ばれる、ブドウ糖など様々な糖が鎖状につながった物質です。
糖鎖は人間の細胞すべてについており、以下の役割を果たしていると考えられています。

 

■ 糖鎖の働き

糖鎖を通じて細胞同士が互いに繋がり合い、情報交換が行なわれることで、私たちの身体に生来備わっている自然治癒力や免疫力は力を充分に発揮します。
これら身体本来の力による健康維持のために、糖鎖はとても重要な働きを担っています。
私たちの身体はすべて、糖鎖を通じて受け取った情報をもとに作られているといっても過言ではないのです。

 

■ 糖鎖の材料は?

糖鎖は糖で構成されています。糖というと砂糖や果糖などの甘い糖を連想しがちですが、実は自然界に存在する糖は約200種類もあるのです。しかし、その中で糖鎖を構成するのはわずか8種類の糖だけ。これら8種類の糖は特に「グリカン」とよばれています。

グリカンは糖鎖の正常な形成を助け、身体本来の力を最大限に発揮させるために不可欠な栄養素なのです。

現代の食生活で十分に摂取できるのは下記8つの糖のうちの2つの糖(グルコースとガラクトース)だけです。残りの6つの糖は主にグルコースを材料に体内で作られますが、その生成過程は複雑で、ビタミン、ミネラル、酵素、さらには多くのエネルギーと時間を必要とします。現代人にとって、この6つの糖を十分に作り出すことは難しくなっているのです。