今日は、糖尿病と糖鎖・糖質栄養素についてお勉強してみましょう
糖尿病には先天性の一型と生活習による二型があります。
今回は二型の方でお話を進めるんですが、二型の場合、抵抗性が関与してきます。
その抵抗性と密接に関わっているのが糖鎖ということが分かってきました。
上図のように、糖鎖には、インシュリンの受容体としての働きがあり、
インシュリンの働きに問題があるというのは、糖鎖が欠損や異常を起こしていると考えられるのです。
それでは、池田史郎医師のFBより、下記の体験談をどうぞ。
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糖尿病の未治療の方がいらしたので、
食事のお話をしましたところ、熱心に取り組まれました。
ご参考までに、お知らせします。
60歳代の女性の方です。
糖質栄養素は健康維持量、月7000円ほど飲んでいただきました。
これはアロエとワカメなど天然素材から抽出したサプリメントです。
調味料を添加物なしのものに変えて、割烹料理屋さんが
お得意さんであるような信頼の置ける乾物屋さんから、
昆布、鰹節等を購入していただき、お出しをを自分で取って、
生鮮食料品を購入して調理して食べていただきました。
初診時、食後3時間での血糖値は 338g/dl
糖尿病の改善の指標であるHbA1c(%)(ヘモグロビンエーワンシー)は 10.3 %
未治療でした。
早速食事の改善です。食品添加物を含む食品群を排除し、
摂取カロリーの量的制限は一切していません。
経口糖尿病剤は全く使用していません。
食事の質を改善するのみです。
ですから、
患者さんは、好きなものを好きなだけ食べています。
それでも体重は半年間で 4.5kg 減少しています。
HbA1c(%)の血中濃度の変化です。
HbA1c(NGSP)
2012/12/20 10.3
2013/1/5 10.1
2013/2/25 8.0
2013/4/6 7.0
2013/5/30 6.6
正常値の 6.2 未満まで
あと一歩ですが、これからが踏ん張りどころです。
ぜひインスリンを使う前に受診してくださいと願うばかりです。
インスリンを使うと正常化は難しくなります。
インスリンなしでは暮らせなくなるのです。
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いかがでしょうか。
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