熱中症について①

〜すべての人を健康に 人のすべてを健康に〜
健康美容食育家 イミノセラピスト 大刀あゆ未です~

2018年夏、今年はホントに酷暑ですね。

これだけ暑いと、温暖化と熱中症への備えが強く叫ばれていますが、
実は熱中症って、まだまだ暑さが本格的ではない、
せいぜい25度を越える当たりのGWごろから注意喚起が始まっていることに、
私は違和感を感じています。
25度なんて、日本では別に異常な気温ではありません。

なのに熱中症で倒れる人が20度台からいる。
しかも室内でも。
そうなると、気温が35度台、屋外ともなれば、熱中症でバタバタ倒れるのも、
ある意味当然でしょう。

一般的に、熱中症予防や応急処置は以下のように言われています。

そこで思い出したことがあります。
私がエアロビクスにハマってた時の体験です。

ハマり過ぎてた時は毎日のようにスポーツクラブ通いで汗を流していました。
そのうち、仕事が忙しくなってきて、なかなか通えなくなってきました。
週1通えればいい方で、下手すると2週間に1回という時もありました。
週1くらいだったらまだいいのですが、2週間に一度となると、決まって起こる現象が、
汗の出始めが遅くて、熱が体内に籠って暑くて仕方ななく、
真っ赤の顔で踊るのが辛かったこと。
これは、水分摂取であまり解決はしませんでした。
根本的な解決策は「最低週1は通う」でした。

週1以上通えば、汗は適度なところ(自分で暑さを認識する直前くらいから)で流れ出るので、
熱がこもらず苦しくなく、大量に汗をかいてるものの涼しい顔で、
ラクに踊れることを体験的に学んでました。

要は、熱中症予防ってこれじゃないかと!
”暑いな”と感じたところから、自律神経がきちんと働いて、
汗をかき始めることができる体かどうか。
水分摂取はその次の問題ではないかと思います(もちろん大事な要素ではありますが)。

これすなわち「汗腺力」!
「汗腺トレーニング」で「汗腺力」をつけ、
タイミング、質ともに、良い発汗と体温調節ができるような身体作りをすることが、
熱中症予防の根本なのではないかと、私は思います。
その上での水分補給、そして栄養素補給です。

続きは次号。